ひと月前、ボランティア活動している近くの公園の梅の木にいかにも硬そうな青梅がなっているのを発見。 ああもう梅の季節がやってきたのね~って。
スーパーでも群馬産やかの有名な紀州みなべいなみの南高梅も出始めても、ボランティァ活動に熱中しているからなかなか梅仕事を取り掛かろうとする気持ちにはなれなかった。
でも、活動がひと段落つきいよいよご近所の八百屋さんに声をかけて南高梅3Lを5㎏注文した。八百屋のおじさんが1㎏800円だとのたまふ。私、「どっひゃぁ~高い」と泣きついたら700円でいいよ。アレ~ 「あ~あ、儲けがなくなるよ~」っておじさんがぼやくけれどこれもしかして2Lじゃないの? でも、今、梅仕事をしておかないと股いろいろと用事が立て込んで忙しくなるからいいや、今のうちにやっつけようって思って700円で手を打ちました(^^)v
そして梅仕事♪青々した梅を追熟させるから梅の香りが家中に広がってたまらなくフルーティー♪
私の大好きな梅酒は梅1.5㎏に対して氷砂糖1㎏。画像のブランデーを1.8ℓ強を注いで完成。梅酒作りは簡単なのよ~♪
お次ぎは梅干し作り。
梅酒の残りの3.5㎏の梅で梅干し作り。
【梅の下ごしらえ】
・25度のあるこーる(私は焼酎の鏡月で)を霧吹きにいれて梅が接するすべてのものに対して噴射。梅酒作りも同じくです。カビコワイ~
・梅はデリケートな果実。乱暴に強くにぎったり、落としたりするのはいけません。優しく丁寧に水洗いしてキッチンペーパーの上に乗せて梅干しのおへそらしきヘタを竹串でほじって水分をしっかりとふき取る。
・消毒したビニールに梅少量と焼酎と塩を入れてモニモニして梅干用のタルに入れる。同じ事を何度も繰り返してすべての梅をタルに入れる。
・あ、梅干しの総重量に対して17%の塩の量を測ってモニモニから最後の振り塩するまでに計った塩のすべてを使うの。
・そして消毒した押しふたと重石3.8㎏を乗せ蓋をして少しの埃も入らないようにビニールで覆い梅酢の上がるまでじっと待つの。
そして・・・
24日に梅を塩漬け始めてから今日、29日梅酢が梅をとっぷり沈めて上がっているのを確認。カビの心配は回避されたよう(^^)v もしかしたらもう少し早く梅酢があがっていたのかもしれないけれど。私が蓋を開けるのが遅れたのかもね(^^;
梅酢があがったら重石を減らして今は2.5㎏だけ。これで7月の土用干しを待つのみとなりました。ヤレヤレ
今年も無事に梅仕事ができてホッとしています。梅仕事の一番怖いのはカビが発生する事。ここ4年くらい毎年漬けていますが今迄にカビの発生はゼロ(^^)v。折角、手間隙かけて作るのだから完璧に作りたいですよね。
※青梅をそのまま食べるのは毒。
毒を人の知恵と忍耐で取り去り、私たちの食生活の一部に多大な影響を及ぼす梅仕事。日本人にとってご飯と梅干しと味噌は無くてはならないものだと思ふ
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